「余白の音」に耳を澄ませて。

珈琲とからだ、ときどき言葉

ものおもいにふける

業界の中にいると人知れず...いや業界に限らず日常的に...
そして、自らも知らぬうちに..、
暗黙の了解やタブーに同意していることが多々あります。

例えば、ドリップはお湯を落とし切ってはいけない、とか。
蒸らさないと美味しいコーヒーは淹れられない、とか。
ポルタフィルタは洗剤で洗ってはいけない、とか。


「なぜそういわれているのか」
そういった咀嚼をせずにそのままゴクンと飲み込んでしまった情報が、
様々な価値判断の前提として無意識下で働くことが多くあります。
もちろん若手のころは、シャニムニ働いていたので、
飲み込むしかなかったとも言えますが。


ただ理由に意識を向け、なぜそうなのかという自問自答を通して、
そういったものに向き合うととても多くの「思い込み」に気づくことができます。
それはとても面白いほどに。

だから考えることが好き。
だから言葉の力にビビる。