「余白の音」に耳を澄ませて。

珈琲とからだ、ときどき言葉

ことば

ものおもいにふける

業界の中にいると人知れず...いや業界に限らず日常的に... そして、自らも知らぬうちに..、 暗黙の了解やタブーに同意していることが多々あります。例えば、ドリップはお湯を落とし切ってはいけない、とか。 蒸らさないと美味しいコーヒーは淹れられない、と…

真似することの大切さ

Instagramで見つけた画像を真似して描いてみましたが、一発目はこんな感じですw 誰かの真似をすることで、観察力の分解能が上がる気がする。29歳のとき、人生で初めて飲食店で働いた。トレーニングのときメニューの写真と見比べながら作ったはずなのに、出…

「自(おの)ずから然(しか)り」(自然)とは

「人間にとっての自然」という言葉を使うとき、いったい何を前提としているのだろうか。念頭にあるのは、動物のような自然なのだろうか。「人間らしさ」はその自然には含まれないのだろうか。 以前、すでに「食」は生きるためから楽しむためのものに変わった…

自分が見ている風景は、世界のほんの一面でしかない。

自分が今感じたものは、今の自分の感度の上でしか成り立たない。そこが少しでも変化すれば、あれは一体何だったんだろうってくらい、まったく違ったものに見えてしまう。目標としているコーヒー豆の味わいが、当初理解していたものから少しずつ変化している…

弓と禅、そしてインナーゲーム

ボクが興味を持っている人たちの多くが「上手くいかないのは自分で自分を邪魔しているからだ。からだにすべてを任せるべきだ」という考え方をしている。野口体操もそうだし、森田療法もそうだし、アレクサンダーテクニークもそうだし、沢庵和尚もそうだ。か…

世界をありのままに眺めるために無心になる

以前書いた内容と重複するかもしれないんですが、外在的世界と内在的世界の乖離は、あまり良くないものだと理解しています。例えば、道を歩いていて「肩がぶつかった」のか「わざとぶつかられた」のか。乖離をなくすためには、外在的世界をありのままに認識…

「集中」とは

集中していると、ふと集中が途切れる。 まるで我に返るような感じで。ふっと集中から離れて我に返るような、途切れてしまうような感覚に気づくたびに、 いかんと思って集中に戻そうとする、無理やり連れ戻そうとする。力づくで。 集中しようとすればするほど…

上達する秘訣

最近、デッサンをするようになりました。 ど素人が見よう見まねでやっているだけのデッサンとも呼べない代物ですが、 もともと目の前のモノを見たままに描くことに興味がありました。一般意味論曰く、人間は二つの世界を持っているそうです。 ひとつは、言葉…

PDCAサイクルが成長と自信を与えてくれる

ずいぶんと長い間…本当に長い間、心を蝕んできた漠然とした不安(評価されることへの恐怖、上達しない苦しさなど)、その原因にやっと気づけたような気がします。それは、成果を出したいとき、自己表現したいとき、何かを習得したいときに、(それどころか人生…

できるようになることへの囚われ

「成功体験は何ですか?」なんて聞かれると、そんな成功なんてしたことないって思います。 大それたことに感じてしまって、そんなもの自分にはないって思います。 「できるようになったことは何ですか?」って聞かれた方が、ちょこちょこあるかなって思いま…

書けるひとになる!を読んで。まだ途中ですが

書くことが身近にあったものの、誰かに説明する、自分に説明するため、思考を整理するために書いてた気がします。書くことで、ちょっと説明できない部分が明確になるから、深堀していくために書いていたことが多い…というか全部そうなんじゃないかな。自分の…

焙煎はアート。超個人的営み。

焙煎を始めたころから、頻繁にネットを検索していましたし、書籍もよく読んでいました。海外のyoutube動画で勉強したりしてました。何事もそうだと思うのですが、そもそも事前知識(言葉の意味や用法など)が少ないほど理解は浅くなりがちです。経験的にも、理…